今日は24節季のひとつ「夏至」だ。
1年で昼の長さがもっとも長い日だ。
1年で昼の長さがもっとも短い(と言うことは夜の長さがもっとも長い)「冬至」と比べると、なんと
4時間50分 
も違ってくるのである。
わずか半年の間に1日の長さの
1/6強も昼の長さが変化するのである。
改めて、その違いにビックリするとともに、自然の不思議さを再認識した。
24節季や72候も、この変化の激しい自然に生活を適応させるべく考え出された知恵だと思う。
見事にその気候に応じた自然の特徴を、短く、美しい言葉で簡潔に表していると思う。
四季のある国に生まれた幸せを感じる。
自分が12年間滞在していたシンガポールや、奥さんの母国マレーシアには、もちろん四季などなく、
多少の変化はあるが、1年中おんなじ気候の中に暮らしていた。
そういう中では、
おおらかさは生まれるかもしれないが、自然に対する表現力に乏しいような気がする。ただ、経験から言って良い点は、
恐らく遺伝子に、「季節の変化によって歳をとるのを感ずる」ようにできてしまっている(笑)日本人には、歳をとったように感じないことだと思う。

実際、自分は12年経っていたことがカレンダーをよーく確認するまで分からなかったし
、(だから、自分の実年齢も、<生誕後年数マイナス12年>だと思っている)、最近流行のロングステイをマレーシアなんかでおくっている人たちを見ると、実際に年齢よりも若く見えると思う。

うちの奥さんも若く見えますよ!
まあ、冗談はさておき、せっかく昼を楽しもうと思った「夏至」でしたが、あいにくの1日中雨、それも雨漏りするような雨でした。
