地球は本当に大丈夫か?
「消えるミツバチ」
今朝の新聞に
ショッキングな記事が載っていた。
九州のほぼ中央の養蜂の盛んなある村から
ハチたちが行方不明になってしまったのだ。
例年ならばミツバチが巣を作り始めるこの時期に、
今年はミツバチが一匹もいないということだ。
ただ、異変は今始まったのではなく、昨年の春に始まっており、
いつもなら卵から幼虫がかえり、新たな女王蜂が巣を離れて自分の群れを作るそうだが、
昨年はそれが起きずに、秋にはほとんどハチがいなくなってしまったということだ。
そして、一升瓶一本が2万円強のハチミツが、通常60~70本くらい取れるのに、昨年はそれが
ゼロということだ。
原因はよく分からないが、地球の温暖化、農薬、未知の病原体、ドイツでは、
携帯電話の電波がミツバチの記憶や、コミュニケーション能力に影響を与えているという研究結果もあるようだ。
人間の食料の1/3は植物に頼っており、ミツバチはこうした植物の80%の受粉にかかわっているということで、
人間への影響も深刻だ。
昨年はオーストラリアで大干ばつが起き、小麦が採れずに小麦粉の値段が高騰し、20数年ぶりに
日本でも小麦粉の値段が上がり、自分の商売にも影響が出始めた。
また、食用油の高騰により、17年ぶりにマヨネーズが10%ほど値上がりする。
この美しい星地球の環境は、生態系は、そして未来は本当に大丈夫なのだろうか?
何かを暗示するような今日のこの天気
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