地球にとって人間は異分子なのか?

たっちゃん

2007年09月04日 14:06

昨夜ギリシャ北部の大洪水のニュースを見てこんな言葉を思い出した。
「地球免疫論」
これは、地球も1個の生命体と考えて、そこに生存する草木や動物や人間を、地球が異分子かどうかを判断して、異分子の場合には拒絶的に排除すると言う考え方だ。
そして、その観点から言って、最近の天変地異や新種の伝染病は、地球がどうも人間は異分子らしいと認識して、排除し始めているのではないか、つまり、人間を地球に害をなすものと認識したために、拒絶反応が起こっているのではないかと考えられている。
確かに、地球にとって、その寿命を縮める可能性のある存在は 「人間」 なのであろう。
終わることの無い果てしない争い、青い地球の存在価値である自然を貪り続ける文明、地球を喘息状態に貶めようとするかのような大気汚染、それに伴う地球体温を上昇させる温暖化・・・。
他のどの存在がこんなことを可能にするだろうか?
そう考えると、排除は地球の明確な <意思表示> と考えられなくも無い。
そうでなければ、昨夜のニュース、ギリシャ北部での大洪水のような無慈悲なことが起こりうるはずが無い。
今回、放火テロにより大被害を被った南部も、この週末の大雨により、大洪水が起こる可能性が大きいそうだ。
(今回の山火事によって森林が失われ、森の保水能力が落ちたため)

無闇に危機感だけを煽るのは片手落ちだが、今のこの状態、一体どうすればよくなるのだろうか?
個人でできうる小さな努力、と言うよりも、当たり前のアクションを続けるのは当然のことだが・・・。

明確な <意思表示> に対して、何らかの <意思表示> を返さなければいけない土壇場ではないか。
そうでなければ、ますます人間を 「異分子・非自己」 として排除するのではないだろうか。

とりあえず、小さな小さな <意思表示> を続けよう、明日を信じて。





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