「人に伝えようとすると、いい声になる」

「人に伝えようとすると、いい声になる」

誰だ? 100人中正解0人(たぶん) 

「圭・修」の修の方。  これで判った人、関西人かよっぽどのお笑い好き。

現在漫才コンビ「ケツカッチン」の和泉修さん。  もっとわからんくなった?(笑)

1962年大阪生まれ。高校、大学とボクシングに打ち込み、ロス五輪候補、プロの経験もある。
現在もTVなどで活躍中の清水圭さんと漫才コンビ「圭・修」を組み、2001年解散。そして現在は「ケツカッチン」

と、言うよりは、現在大阪産業大学の客員講師。人間環境学部で「笑いの文化論」を教えている。

つかみ、ぼけ、つっこみ、かぶせ、すかし、三段落ちなどの笑いのスキルを教え上げる和泉さん曰く「笑いは娯楽だが、ちゃんとした文化の一つ」  
そして、お笑い文化の衰退を危惧する「大阪のオバチャンはこうしたスキルを持っているのに、若い人に受け継がれていない。家庭でも会話が少なく、スキルを使いこなせていない」と。

大学時代大阪にいるとき、電車の中でオバチャンに気軽に話しかけられたり、信号待ちでもそう。銭湯では怖い人からコーヒー牛乳をもらって話し込んだり、牛丼屋で会った鶴瓶さんと友達のように話すオッサン、大阪の友達と話すときに話にオチがないと「オチは?」って聞かれたり・・・確かに関西人は笑いを通じてコミュニケーションをとっていた。それはやはり、娯楽と言うよりはコミュニケーションツールあるいはコミュニケーションスキルといった文化であるといっても過言ではないと思う。
そんな「笑いのまち」大阪もやはり変わりつつあるのだろうか。

修さんは小学校でも授業を持っており、漫才を取り入れることによって、子供に変化が表れたという。
「人に伝えようとすると、いい声になる」と。さらに親や周囲も影響を受けて変わっていく、と。

「笑わすって大事なことやんって、気づいてもらえたら。楽しい環境をつくれる人になってほしい。これから社会に出て行く人が変わらないと、何も変わらない」

ブログもやはり、人に伝えようとすると、いい文章になっていくのだろうか?がんばろう! icon19


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この記事へのコメント
たっちゃんさんのブログはいつも読み応えがあって勉強になります。

ところで、和泉修さんは浜松で講演か何かをされたのでしょうか。もしそうなら参加したかったです。^^
Posted by Bun at 2007年07月04日 11:50
Bunさん、いつもありがとうございます

画像は修さんのHPからのものです。
たぶん講演会はないと思いますが、興味ある内容ですね。
笑いが底流にある大阪の文化度の高さ、さすがです。
Posted by たっちゃん at 2007年07月04日 22:34
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