新潟・長野で震度6強の地震が発生した。
これまでで、10人の方が亡くなり、1,000人以上の方が負傷され、1万人を越える方が避難した。
ライフラインの復旧も進んでおらず、雨も激しくなる中、不安な気持ちで避難所生活を送られているだろう。
自衛隊や各自治体(浜松も含め)、住民の方同士の助け合いが支えになっていることだと思う。
被災者の方には、本当に心よりお見舞い申し上げます。
今回の「新潟県中越沖地震」海外でも関心が高く、至急報で被害状況を伝えた。
特に
、「柏崎刈羽原発」の火災の状況を重点的に伝えているらしい。
世界的に原発離れが進む中、
原発列島の日本でのこの火災に関心がもたれたらしい。

確かに黒煙を上げる原発の映像はとてもショッキングだった。
今回、一般住宅での火災の様子はまったく報道されてないが、
絶対にあってはならない、あるはずのない場所からの火事だけに、驚かせる。
地震発生わずか2~3分後に火災が発生したにもかかわらず、消防への連絡までに15分、消防到着までに発生から1時間以上かかり、鎮火までにさらに1時間を要していることは、信じられないことだ。
さらに、あきれ果てるのは、消防への連絡が緊急連絡網とかではなく、なんと
119番連絡 
だったことだ。
そして、その通報に15分もかかってしまったのは、119番が
<電話中> だったためなのだ。
「おい、地震発生だぜ、電話パンク、あったりまえじゃないか!」

なんたる危機管理能力、というよりも、
普通にものを感じられるココロ、の無さか!
それを、言い訳のように発表してしまうアホらしさ。
この国民全てを、最悪チェルノブイリのように何年にも渡って全世界を不安に陥れるに十分な火災事故に加え、さらに、放射性物質を含む水漏れがあり、海中に放出されたにもかかわらず、東電の発表の無神経さ:
「設定時の想定を上回る地震だった可能性が高い」
「申請書に書かれていない断層で地震が起きた可能性がある」
だから、私どもの関知するところではございません、ってことかい。
「今回の地震で大きな損傷は無く、これは、設計に余裕があったため」
われわれの想定の精度が高かったからです、ご安心を、って信頼感強要か!
いずれにしても、ほんのちょっとのラッキー(言葉は不謹慎かもしれないが)で、大災害から免れただけだ。
今こそ、現在の日本の電力事情、もう現在の生活を維持するには原子力発電に今のところ頼らざるを得ないこと、原子力発電所があるということのいろいろな危険性、放射能漏れの実態、世界的な原発に対する動きと報道・・・など、国民に明示されるべきだ。
そして、国民も、真剣に原発について考えるべきときだ、これを機に。
最後に、前に苦しめた人々を、もう、再び苦しめることの無いよう祈るだけだ。