久しぶりに、もしかすると大学以来?ーそんなことはないかー、徹夜で本を読んでしまった。
今、
最も好きな作家(と言うよりは経済評論家)小坂祐司さんの 「天職の作法ー人生が開花する人が知っていること」 と、前から気になっていた作家マークス寿子さんの 「本物の考える力 生きる力 勉強法」 を一気に読み上げてしまったのだ。
「あー、疲れた」 というよりむしろ
「おー、充実!」 という気持ちだ。
こういう
人生論的なエッセイは昔から結構好きで、高校時代は高校生のバイブル 「加藤諦三」(俺には俺の生き方がある!など)を読み耽り、大学時代は当時の流行 「鈴木健二」(気くばりのすすめ など)を読込んだ。
社会人になってからはちょこちょことは読んでいたが、
人生馴れてきてしまったせいか、あまり心に
「ガツン!
」 とくるものに出会わなかった。
ここで満を持しての登場!小坂さん。経済論・商売論も秀逸だが、今回のこの人生論
「天職の作法」 は感動した!。
人が本来持つ根源的な生のエネルギーである
「開花」のエネルギー、すなわち、<それまでの自分ではない自分になっていこうとするエネルギー><自分が知らなかった自分に出会おうとするエネルギー>を活かし、
「ええやん、俺!」 という充実感
、「花」が咲いている瞬間を持つことが、生きる意味である。
ちょっと良いでしょう。

泣けてくるでしょう。

「そう、そうなんだよ、俺が渇望しているものは」って思うでしょう。

「ええやん、俺」って毎日思いたいなあと思ったでしょう。
そう、そうなんだよなあ。
何かしたとき、思わず 「お、今の、ええやん、俺!」って、ガッツポーズしたくなるときってあるでしょう。
そんな充実感、「お、花が咲いてるなあ」って感じる瞬間をたくさん持つことが、生きる意味だと思う。