横丁の若様

横丁の若様

「横丁の若様」  春風亭小朝師匠 icon11

昨日の「でぶや」で、さすがと言うところを見せつけられました。 icon23

話の口調・抑揚・組み立て・間・タイミング  すべて完璧ですね、やっぱり。 icon22
若手、と言ってももう50台だけど、の中ではさすがに群を抜いて上手い。
思わず話に引き込まれてしまいました。

中学くらいのとき、真打昇進したての師匠の話を聞いて「怪物!」 そう思いました。
その後新しいスタイルに挑戦したり、古典を極めたりと、さすがと言う活躍。
その実力の様を見ました。 貴重な番組でした。

その中でも、心に残った話。
石ちゃんの 「落語家の人は話し上手だから、女の子にもてるでしょう?」 の問に
「よく勘違いされるけど、落語家って聞き上手なの。
弟子の頃師匠の噺や他の師匠たちの噺を耳から聞いて覚えなきゃならないから。
 やっぱり聞き上手のほうが、女の子にもてるでしょう」

な~るほど、納得とともに、上手い返しだなあ。 icon02

エロや自虐や他人攻撃の多い今の笑いの中で、正統派の落語に復権を期待します。
がんばれ 「横丁の若様」


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この記事へのコメント
小学校の時落語にハマリ、図書室にあった落語を読みあさりました。
今では殆ど覚えていませんが(笑)
確かに”今のお笑い”とは違いますね。
寄席はまだ一度も体験がないので、いつか行きたいと思っています。
Posted by のねじ at 2007年08月23日 22:15
そうそう、「ジュゲム」とか、面白かったですよね。
小学校のとき、「笑点」で落語の楽しさを知り、高校のお笑いブームのときも、漫才よりも落語(三枝さんや小朝さん)に惹かれ、「小沢昭一的こころ」を欠かさず聞き、社会人になって海外出張のときのJALの機内高座を聞いて眠らずに居たり・・・

純粋な話術の面白さが落語は群を抜いてますね。
Posted by たっちゃん at 2007年08月23日 22:46
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