2 / 3
2/3条項で、57年ぶりに衆院で 「給油新法」 が再可決された。

TVで見たけど、歴史的瞬間と言うわりには、緊張感も無く、白熱の審議や、採決阻止のための戦術も無く、1時間ほどで決してしまった。

新聞の1面の、福田総理と小沢代表の表情が、この状態を語らずして物語っていると思う。

笑顔満面には見えるが、充実感と言うよりも脱力感すら漂う福田総理。

残念至極の顔には見えるが、心ここに在らずの小沢代表。
日本のこれからの立ち位置、世界への貢献の方法を確立し、世界にアピールする絶好の機会だったのに、十分な審議もされず、国民的な討論にもならず、ただ、「党利党略」 だけが支配している日本の政治の姿を世界にあらわにしてしまった。

こんなことで日本の将来が決定されてしまうのだなあ・・・

。
でも、憲法で定められている、国の在り方を決定する採決方法である 「2 / 3 条項」 が過去一回行使されたときの法案が 「モーターボート競走法」 と言うのも、 なんだかなあ 、である。
やはり、この国は、この国であるしかないのだなあ、そう感じた今回の ”歴史的瞬間” でした。
