コレなんだかわかります?
見た目ちょっと気持ち悪いけど、食べるとおいしいもの。
これ、ナマコなんです。
お正月の鍋物や、スープ類、炒め物用に奥さんが1週間掛けて乾燥ナマコを戻していたんです。
戻す前の姿はと言うと・・・
さらに気持ち悪い?
日本では、やはりこのグロテスクな容姿のためか、めったに食卓には上らないと思うけど、シンガポールでは、普通に乾物屋さんに売っているし(そう言えば、乾物屋さんって見かけなくなったよね、寂しいねえ~)、屋台なんかに行けば、野菜炒めやスープなんかに普通に使われている、とってもポピュラーな食材なんです。
でも、戻すのに1週間。

手間かかりますねぇ。 でも、そうしないと、あの独特の臭みが抜けないし、独特なプルプル食感も現れないんです。
向こうでは、やはり採れなくなっている為か、結構高い食材です。 心して食べなきゃ。

と、言うことで、以上2品を紹介いたします!
ナマコと豚バラ肉の角煮風 (左)と、ナマコとセロリと鶏肉の炒め物 (右) です。
角煮のほうは、もう、普通に、めっちゃ美味い!

豚バラのニュルプル食感とナマコのプルニュル食感 (あ、同じか!) が、ちょっと甘辛の汁といい感じに協調しあって、酒がすすんじゃいました。

炒め物のほうも、セロリの青臭い匂いと味に合うんだなあ、これが。

汁も美味しくて、ご飯にかけて、もう、ほとんどお茶漬け飯状態でかっ食らっちゃいました。
お正月、おせちやお雑煮に飽いたら、カレーもいいけどナマコもいかが?