「辛いときは空を見て・・・」

8歳のときに事故で亡くした父親のいる空を見上げて勇気をもらっていると言う。icon22
彼女はこの1年間何度も空を見上げたことだろう。
不振の最中にオリンピック代表に選出され、世間の批判的な声を耳にし、オリンピックでも15位と惨敗。
弱冠18歳の少女にとってはとっても辛い日々だったろう。 icon21
天才的な後輩のきらびやかな登場もあり、舞台から遠のく。
わずか18歳で引退さえも考えなければならない状況。 酷だ。

こんな状況をわずか1年余りで自らの力で克服した舞姫 安藤美姫さん。
現代的高校生のイメージがあったが、その成長ぶりには感涙する。 icon21

「辛いときは空を見て・・・」

惨敗したトリノ五輪も 「周りから見たらダメな試合だったけど、自分には良い経験だったし、成長過程でもあったし、いけないところにも気付けた。本当に良い試合だったと今は思える」 と振り返る。 icon22
そして 「トリノのときは気持ちがスケートに向いていなかった。選手としての意識が甘かったと思う。また、自分に足りなかったのは日本代表としての意識」 とも。
アスリートとしてよりも、一人の人間としての美しさでキラキラしている。 icon22icon16
インタビューなんかを見ても、受け答えに真剣だし、相手の言葉をしっかりと受け止めている。 icon36
常に真剣で100%でぶつかっている感じを受ける。 icon24
肩を脱臼しても最後まで滑り続けた姿は今でも胸に残っている。 icon21

そんな素敵な彼女の座右の銘が
「辛いときは空を見て・・・」 だそうだ。

これからも彼女の素敵な成長を見られることだろう。

お父さん、支えてあげてください。
そして、成長を微笑で受け止めてあげてください。 icon01


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この記事へのコメント
彼女はここの所、スゴく成長したように思えます。
様々な痛み苦しみを味わったんでしょうね。
やはり成長には痛みが伴うのでしょう。
この国も痛みを見ないと成長しない・・のかもしれないですね・・・
Posted by pontaro at 2007年09月15日 21:49
19歳の少女が体験するには十分すぎる程の痛みだったんだと思います。
マスコミや人々のバッシング。
相当に厳しかったはずです。
それを乗り越えた最近の彼女の顔はなんか菩薩みたいで美しく思います。
Posted by たっちゃん at 2007年09月15日 23:11
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    コメント(2)