この鹿のような、狐のような、イタチのような動物があの巨大生物クジラの祖先なんだって。

インドの北部カシミール地方で発見された、約4,800万年前の陸上歩行動物の化石だ。
陸にすむ哺乳類と海にすむクジラやイルカなどの哺乳類をつなぐ進化上の動物なようだ。

全身の骨格が見つかっており、キツネ位の大きさなのだ。ただ、頭蓋骨などの形がクジラに近いそうだ。
生物の進化って面白い、と言うか、やっぱり神秘的だよね。

この動物が、どうやって海の中に入っていき、どうやって水中生活に適応する能力を身に着け、どうやってあんなに巨大化してしまったのか?
やはり、生物の進化は、「神の手の介在」 があり、神のみが許される領域なんだと思う。
人間が、実験室や試験管の中でいたずらに行う行為では決して無いはずだ。
それはやはり、不敬な行為なのだと思う。
この、ちょっと愛嬌のありそうな小動物を見ると、生命の神秘や不思議さを感じる。