
果たして、この子達は、この国日本に生まれて本当に幸せなのだろうか?
この国の子として生れ落ちた瞬間から、すでに
700万円の借金を背負わされているんです。
この無邪気な、天使のような子らに、そんな
重い十字架 を背負わせているんです。
そしてこの十字架は、消えることなく、さらに大きく、重くなっていってるんです。
こんないたいけの無い子らに、そんな
惨い仕打ちを与える自分らは・・・。
子等よ! ごめんなさい。
君らの父は母は、何と無力で罪深いのでしょう。
この国の借金がとうとう
770兆円 にまで膨れ上がってしまった。
1秒間に20万円近く借金は増え、利息だけでも、1秒間に200万円ずつ膨れ上がっている。
だが、それを我らは、ただ呆然とやり過ごしているだけなのだ。
以前、イラク戦争が激しくなるさなか、ニューヨークのマンハッタンに、イラク戦争の戦費拠出による財政赤字の増加を示す <財政赤字時計> なるものが出現した。
ニュースでそれを見たとき、1秒ごとに増加してゆく赤字に驚いたのを覚えている。
日本にも、国会議事堂の議長席の真後ろあたりに、大きく、目立つように
<日本国の借金時計> を付けた方が良い。
各新聞も、毎日朝刊で1面を使ってこれを表示すべきだ。
各テレビ局・ラジオ局も、1時間ごとの時報のときに、「現在の借金高は○○兆円です。」とお知らせするが良い。
無責任な政治家や、無関心の我らに
、「心に刻み込め!」 とばかりに、繰り返し示すが良い。
もう、つけの先送りは限界なのだ。
破綻している国家が、小手先で誤魔化せれる範囲の額ではないはずだ。
鎌倉時代じゃあるまいし <徳政令> でもないだろう。
年金もすごく大事だけど、今回の選挙の争点は、やはり、財政再建・構造改革 のはずだ。
今、本当に、真剣にこの問題に取り組まなければ・・・。
この子らの、かわいらしく、輝く瞳を永遠のものにしなければ。
それが、先に生を受けた者の、たった1つのの使命じゃないか。
*借金時計は経済評論家の
財部誠一氏のオフィシャルホームページにあります