♪ あれがあなたの好きな場所
港が見下ろせる 小高い公園
あなたの声が 小さくなる
ぼくは黙って 外を見てる
目を閉じて 息を止めて
さかのぼる ほんのひととき
こんなことは今まで無かった
ぼくが あなたから はなれてゆく
ぼくが あなたから はなれてゆく
たそがれが 風を止めて
千切れた雲がまた ひとつになる
この歌だけは 他の誰にも
唄わないでね ただそれだけ
大いなる 河のように
時は流れ 戻るすべも無い
こんな ことは 今まで無かった
別れの 言葉を さがしている
別れの 言葉を さがしている
あー 嘘でもいいから
微笑む ふりをして
ぼくの 精一杯の 優しさを
あなたは 受け止める はずも無い
こんなことは 今まで無かった
ぼくが あなたから はなれてゆく ♪
オフコースの初期の名作 「秋の気配」です。
この時期になると、知らぬ間に口ずさんでいます。
今でも、自分の好きな歌 BEST 3 に入る曲です。

特に 2番の 「大いなる 河のように ~ 」 が心に滲みますね。
そして、やはりこの時期になると、この歌の舞台
横浜の 「港の見える丘公園」 へ行きたくなっちゃうんです。
でも、実際には15年ほど前、奥さんを親に紹介するために初めて日本に連れてきたときに、小旅行で行った1回だけしか行ったことが無いんです。
この歌を好きになった中学のときの音楽雑誌に載っていた写真を元に、自分で勝手に風景を想像し、心の中で創造しているんです。
でも、その時心はとってもあったかい感じになっているんです。
そして、ちょっぴり切なくも・・・。
そんな自分になっている、今のこの時期が、だから、1番好きなんです。

